「今回のテスト頑張ったんだけどな・・・」と結果がついてこなくて、残念な思いをしたことがある人は多いのではないのでしょうか。
そんなときに気持ちが楽になり、次のテストにつながる考え方を紹介します。
それは、
努力が足りなかったと思うこと
です。
「えっどういうこと?」と思うかもしれませんが、自分自身に責任を置いた方が気持ちは楽になります。
そして、結果が伴わなかった場合、結果を残している人のほとんどが努力不足を原因として考えます。
努力が足りなかったと割り切れるのです。
努力が足りなかったと考えれば次にさらに努力します。
結果として物事がよい方向に進みます。
自分自身を成長する道を歩んでいくことができるということです。
逆に、誰かのせいにする人は苦しいです。
その誰かのせいにしている瞬間は気持ちは楽になります。
しかし、次につながりません。
「私には才能がないんだ」「勉強したところがでなかった」「あの子には絶対に勝てない」など、自分自身の努力不足に目を向けない限り、次のテストでも同じだけです。
また、次のテストでも残念な思いをします。
結果を残している人は責任を自分自身に置くし、人一倍努力しています
あなたがテレビを見ているときに、結果を残している人は努力しています。
あなたが遊んでいるときに、結果を残している人は努力しています。
あなたが課題の丸付けをしているときに、結果を残している人は丸付け+解説をまとめ深く理解できるように努力しています。
あなたが授業で先生の話を聞いているときに、結果を残している人は教科書を自分自身で解読し、先生の話で内容を再確認しています。
あなたが仲間の意見に耳を傾けているときに、結果を残している人は仲間の意見から自分自身の意見に肉付けをして、よりよい意見を発信しています。
あなたが楽しそうに休み時間を満喫しているときに、結果を残している人は先生に質問し、わからなかったところを理解できるように努力しています。
上記にあげた以外にも、まだまだ努力できる点はありますが、まずは上記にあげた点だけでも努力してみてください。
必ず結果が出てきます。
「もうすでに以上のことは努力しているんです」と言いたくなる人もいるのかもしれません。
それでも結果に差が出るのは、蓄積があるかないかの違いです。
例えば、小学校1年生から30分でも毎日勉強していた場合は、30分×365日×6年=65700分の勉強をしています。
小学校でまったく勉強をしてこなかったという人はいませんが、もし仮にまったく勉強してこなかった人がいたとしたら、毎日30分の勉強の差で、65700分もの差が小学校の間だけで生まれてしまっています。
この差をたった1週間のテスト週間だけで埋めようとすることは不可能です。
「では、もう小学校からの差があるから今から勉強しても無駄なのではないんですか」といった思いが膨らんできますよね。
結論から言えば、間に合います。
人一倍努力した場合という条件付きですが!
8対2の法則があります。
その法則とは少しニュアンスは違うのかもしれませんが、約8割の人は努力の継続に難しさを感じている人たちということです。
つまり、人一倍努力することが継続できれば、ごぼう抜きできるということです。
今の楽を手に入れるのか、1年後の進路を手に入れるのかは自分次第です。
レベルの高い高校に行くことがよい人生になるとは私は思っていません。
しかし、頑張って努力して成果につながった成功体験は人生を豊かにしてくれます。
結果が伴わなかった原因を自分自身に責任に置くことは、初めは抵抗があるかもしれません。
しかし、その考え方を身に着けた人は、成長する階段をのぼっていけます。
この1年間は、自分自身を成長させるチャンスです。
大きく成長して、将来の成功をつかんでください。