何か教えてもらったり、新しいことを習ったりしたら、一度やってみましょう。
あなたにあっているかどうかがわかります。
一度やってみて、あっていれば続ければいいし、合わなかったら次の方法を見つけるようにしましょう。
例えばスポーツです。
ソフトボールのバッティングには、ダウンスイングやレベルスイング、アッパースイングといった、バットの出し方によってスイングが区別されています。
昔は、ダウンスイングがよいとされていました。
今でも、そのように言われていることもあります。
ダウンスイングをすると、ゴロを打つことができたり、最短距離でバットを出したりすることができるメリットがあります。
つまり、ヒットを打ちやすいということです。
しかし、最近では、レベルスイングやアッパースイングもよいとされています。
なぜなら、バットを鞭のように使い長打を打つことができたり、ピッチャーが投げるボールの軌道にバットを入れやすくなったりするからです。
足の速さや打力によって、その人にあったやり方が大切なのです。
また、ソフトボールのピッチングには変化球というボールを曲げたり落としたりする技術があります。
変化球の投げ方は、ある程度やり方は決まっていますが、そのやり方がピッチャーに合っているかわかりません。
体格も違うし、身長も腕の長さも違います。
同じ方法を変化球を試みても、思うようにボールが変化しない場合があります。
学んだやり方から、方法を変えたり、全く違うやり方をやってみたりした方が、その人には合っているかもしれません。
人から教えてもらったことを工夫し続けなければならないのです。
では、自分なりに練習すればいいと、思う人もいるかもしれません。
しかし、人から教えてもらった方が、上達は速いです。教える人の経験や失敗を踏まえた方法を学ぶことができるからです。
だから、教えてもらったら試しましょう。
3ヵ月近く続けてみるとよいです。
100日近く経てば、あなたに合っているかどうかがわかります。
3ヵ月続けて合っていないのであれば、新しい方法を探した方がよいかもしれません。
また、あなたが忘れていけないことは、教える人はあなたのことを思ってアドバイスを送っているということです。
だから、教えていただいたことに感謝ができるとよいですね。
その心が、あなたをよりよい方向へ導きます。
あなたが、さらに成長できることを願っています。